2016/02/06

福島県漁業の現状知って いわき市漁協が市場見学会

2016年02月06日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160206-048033.php

いわき市漁協は6日、同市の小名浜魚市場で、市民対象の見学学習会「いわきの漁業の現状を学ぶ」を開いた。参加した市民らが本県沖で行われている試験操業や、放射性物質検査の状況などに理解を深めた。

東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後の、本県の漁業の現状について学んでもらおうと開催している。本年度2回目で、いわき、郡山市などから約40人が参加した。参加者は同市場の検査室で、放射性物質検査の過程や、検査機器の説明などを受けながら、試験操業の漁獲から出荷までの流れを学んだ。
市場内の検査室を見学する参加者たち 
見学会後、水産総合研究センター中央水産研究所の森田貴己さんが「水産物と放射性物質の現況」と題し講演。参加者が見学会での漁協職員の説明の内容と合わせ、福島の海の現状と、漁業者たちの風評払拭(ふっしょく)への取り組みについて理解を深めていた。

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