2015/08/03

北海道/福島の生徒、サッカー満喫 栗沢中生と練習

(野球、陸上、サッカーと土ほこりにまみれて、毎日のように練習に明け暮れる部活動を心配する保護者は多いはずです。北海道の部活動の保護者会が実施した合同練習。すばらしい取組みですね。保護者や教職員の配慮は必要かもしれませんが、同じスポーツに打ち込む選手同士、交流もしやすいでしょう。一方で、汚染度の低い地域から、何も配慮せずに汚染度の高い地域へ合宿にいくと知らされて、悩む保護者の話もよく聞きます。顧問をされている教職員のみなさん、せめて自由度の高い部活動の合宿は、「保養」とは呼ばずとも、放射能汚染されていない地域を選んで、子どもたちを被ばくから守ってほしいと願います。 子ども全国ネット)

08/03 北海道新聞
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0164037.html 

栗沢中の生徒(ピンクのユニホーム)と
サッカーを通じて交流する川俣中の生徒














【岩見沢】東日本大震災で被災した福島県川俣町の町立川俣中サッカー部が2日、岩見沢市立栗沢中で、栗沢中サッカー部と合同練習を行った。両部員たちは、照りつける夏の日差しを浴びながらボールを追い、交流を深めた。

東京電力福島第1原発事故の影響で、屋外での運動に不安を抱える子供たちに思いきり体を動かしてもらおうと、栗沢中サッカー部の保護者会が昨年初めて実施。今回は川俣中の部員や保護者ら21人を招待した。

一行は1日に道内入り。札幌で大倉山ジャンプ競技場の札幌ウィンタースポーツミュージアムや、宮の沢白い恋人サッカー場を見学した。

2日は栗沢中グラウンドで練習試合などに汗を流した。この日の市内は午前中から気温が25度を超えたが、川俣中1年の高橋大輝君は「風があって福島より涼しく感じる。北海道との交流が生まれてうれしい」。母親の恵さん(35)も「(川俣中の)校庭の除染は終了したが、屋外での運動にはまだ不安がある。北海道なら安心です」と話した。

3日はコンサドーレ札幌の元選手、深川友貴さんを招いたサッカー教室を実施。岩見沢の観光地なども巡り、5日に福島に帰る。(加藤千茜)

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