http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201604/CK2016041802000152.html
東京電力福島第一原発事故後、関東を中心に活動する民間団体「関東子ども健康調査支援基金」は十七日、日立市内で甲状腺エコー検査を実施した。県北地域に住む五~十八歳の子ども約百人が受診した。
二〇一三年秋、子どもへの放射能の影響を調べようと、茨城、千葉両県の市民が基金をつくった。ボランティアの医師の協力で、茨城など関東五県で集団検査を実施している。検査は年に一度行っており、日立市は今回で三回目。
医師が子どもたちの喉元に器具を当て、放射性物質の影響を受けやすいとされる甲状腺に異常がないか調べた。診断結果はその場で保護者に手渡された。
小学三年生の長女(8つ)を連れてきた市内の母親(51)は「なかなか放射能への不安を口にできない中、検査を受けられるのはありがたい」と話した。 (山下葉月)
甲状腺のエコー検査を受ける児童=日立市で |
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