http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00321847.html
指定廃棄物をめぐり、宮城県の要望を受け入れる方針。
宮城県の村井知事は、井上環境副大臣と面会し、宮城県内の指定廃棄物について、「最終処分場の候補地のくわしい調査の一時中断」、「未指定の廃棄物の測定」、さらに「1kgあたり8,000ベクレル(Bq)を下回った指定廃棄物の処分の財政支援」の3つを要望した。
井上副大臣は、地元の意見を尊重し、要望を受け入れる方針を示した。
宮城県の指定廃棄物をめぐっては、最終処分場の候補地のくわしい調査が、地元の反対から、2年以上行えていないほか、3分の2の廃棄物が、放射性物質の基準を下回っていることがわかり、宮城県が、あらためて候補地の選定方法について、検討する考えを明らかにしていた。
宮城県知事 未指定廃棄物の濃度再測定を要望
2016年4月15日 NHKhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20160415/k10010481421000.html
放射性物質を含む指定廃棄物の処分に向けて、宮城県の村井知事は15日、井上環境副大臣と会談し、放射性物質の濃度が比較的高かったのにもかかわらず指定廃棄物に指定されず処分が宙に浮いたままになっている廃棄物の濃度を、改めて測定するよう要望しました。
このため宮城県は、県内に3か所ある処分場の候補地の見直しも視野に、地元で処分の在り方を議論する方針を打ち出しています。
宮城県の村井知事は15日、東京の環境省で井上副大臣と会談し、廃棄物全体の状況を把握するため、濃度が比較的高かったのにもかかわらず指定廃棄物に指定されず処分が宙に浮いたままになっている廃棄物について、改めて測定するよう要望しました。
また、処分のめどが立つまで、地元が強く反発している候補地への現地調査を見合わせるよう申し入れました。
これに対し、井上副大臣は「候補地を白紙撤回する訳ではないが、混乱が生じかねないので、現地調査を一時見合わせたい」と述べ、改めて測定を行ったうえで地元の議論の結果を待つ考えを示しました。
会談のあと、村井知事は「『未指定』の廃棄物の調査については、事業化に向けてかなり検討していただいているという手応えを感じた。丸川大臣は市長村長の会議にまだ来ていないので、しかるべきタイミングでお越しいただき、直接、市長村長に話していただきたいとお願いした」と述べました。
これに対して、井上環境副大臣からは、宮城県の考えを聞いたうえで、時期を見て足を運びたいという返答があったということです。
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