2016/04/16

全農県本部の精米工場完成 国内初、放射性物質検査可能に 須賀川


2016年4月16日 福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2016041630319

須賀川市森宿に建設した全農県本部の精米工場が完成し、15日に現地で竣工(しゅんこう)式が行われた。精米の放射性物質検査を行うことができる国内初の施設となる。

約40人が出席した。神事を行い、猪股孝二全農県本部長、佐藤清丸県農林水産部技監らが玉串をささげた。竣工式では猪股本部長が「県内外に福島の米を頑張って販売していく」とあいさつ、橋本克也須賀川市長、橋本正和JA夢みなみ組合長らが祝辞を述べた。

精米工場は鉄骨造り二階建てで、延べ床面積は約2670平方メートル。放射性物質検査装置を二基導入した。年間約5600トンの精米を生産できる。全農県本部が県の交付金を受け、平成27年9月から建設を進めてきた。

完成した全農県本部の精米工場

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