講演会 フリーライター・守田さん、原発事故の防護策 あす、高島／滋賀

2016年4月26日　毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160426/ddl/k25/040/603000c

原発事故の問題と防護対策を全国に発信し続ける京都市在住のフリーライター、守田敏也さん（５６）の講演会が２７日午前１０時から高島市朽木市場の「丸八百貨店」である。毎日新聞滋賀面で「朽木に来やんせな！」を連載中のオノミユキ（本名・加藤みゆき）さんが企画。子育て中の母親たちも参加しやすいよう平日午前に設定し、子供の同伴も可能としている。

守田さんは被ばくの問題と対処法を研究し、今回の演題にもなっている著書「原発からの命の守り方」（海象社）を昨年出版。関西電力高浜原発（福井県高浜町）から約５０キロの距離にあり、甲状腺被ばくを低減させる安定ヨウ素剤を希望者に事前配布した兵庫県篠山市の原子力災害対策検討委員会の委員も務める。講演ではこの経過についても話す。

正午から交流会もあり、参加費は軽食代を含め１０００円。問い合わせは加藤さん（０７４０・３８・２１０４）。【太田裕之】