2016年05月19日 佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/313216
福島第1原発事故の国会事故調査委員会委員を務めた医学博士の崎山比早子さんが21日午後1時半から、佐賀市の県弁護士会館で講演する。低線量被ばくによる健康被害をテーマに、放射性物質を取り除く国直轄の除染や住民帰還のあり方を問う。参加無料。
崎山さんは1939年、東京生まれ。千葉大大学院医学研究科を修了し、放射線医学総合研究所主任研究官などを歴任。福島原発事故直後から、放射線被ばくの健康影響について警鐘を鳴らし、事故原因を「人災」と指摘した国会事故調の委員も務めた。
玄海原発(東松浦郡玄海町)操業差し止め訴訟の原告にも名を連ね、20日に佐賀地裁で開かれる口頭弁論で意見陳述する。
「原発なくそう!九州玄海訴訟」原告団・弁護団が主催。20日午後2時から、佐賀市の県立美術館ホールで模擬法廷と口頭弁論の報告集会も開く。
問い合わせは佐賀中央法律事務所、電話0952(25)3121。
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