2016年4月12日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160412_11052.html
東京電力福島第1原発事故で発生した1キログラム当たり8000ベクレル以下の放射能で汚染された廃棄物の処理問題を巡り、村井嘉浩宮城県知事は11日の定例記者会見で、今月下旬~5月上旬に行う方針だった市町村長会議について、「県として方針が決まっていない」と時期を遅らせる可能性に言及した。
村井知事は15日に上京して丸川珠代環境相と会い、3月の会議で首長から要望があった最終処分場建設候補地になっている3市町での現地調査休止や、未指定廃棄物の全量測定などを求める考えを明らかにした。
安部孝県議会議長による政務活動費の不正支出問題で、県監査委員から42万円の返還を求めるよう勧告されたことを受け「結果を尊重し、早急に対応する方向で検討する」と強調。「県民に疑問を持たれないように議会自らが厳密な制度の運用を」と要望した。
改選数が2から1に減る夏の参院選宮城選挙区についての質問に村井知事は「(自民、民進両党の)どちらからも応援要請はなく、全くの白紙。どちらかに肩入れするのは心情的に難しい」と話した。
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