2016/05/12

栃木/宇都宮市HPより 学校給食で使用した食材(タケノコ)の放射性物質基準値超過について

(自治体HPでの発表です。昨日の産経新聞で、市教委のコメントとして「たけのこご飯を含む調理済みの給食の精密検査で放射性物質は検出されなかったと発表した。市教委は硬い皮をむいたり、あく抜きをしたりしている間に除かれたとみている。」とおかしな見解が報道されていたので、調べてみたのですが、やはり、給食まるごとの検査で、検出限界値未満ということのようです。当然、当初の測定でも、少なくても硬い皮はのぞいていたと思われます(通常、可食部で測定します)から。そして、「当面、生のタケノコの使用を控えます」という対策……「生」じゃなければ、基準値は超えないかもしれませんが、それでも、決してNDではないと思うのですが。  子ども全国ネット)


学校給食で使用した食材(タケノコ)の放射性物質基準値超過について
2016年5月12日 宇都宮市HPより
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/oshiraselist/19078/035312.html

平成28年5月10日に宇都宮市立横川西小学校の給食で使用した食材(タケノコ)から、食品衛生法の規定に基づく基準値である100ベクレル/キログラムを超える放射性セシウムが検出されました。(1回目が234ベクレル/キログラム、2回目が131ベクレル/キログラム)

当該タケノコは、小売業者から購入したもので、児童は喫食しておりますが、放射性物質に関する有識者からは、今回検出したレベルで直ちに健康に影響を及ぼす数値ではないとの見解をいただきました。
 
また、当該タケノコを使用したタケノコご飯を含む調理済み給食の放射性物質を精密測定した結果、放射性物質は機器の検出限界値未満として「検出せず」との結果になりました。
 
測定結果
放射性ヨウ素131  検出せず(検出限界値0.6ベクレル/キログラム未満)
放射性セシウム134 検出せず(検出限界値0.5ベクレル/キログラム未満)
放射性セシウム137 検出せず(検出限界値0.7ベクレル/キログラム未満)


5月12日現在、タケノコご飯の喫食による児童の体調不良などの報告はありません。

なお、 当面、市内の小中学校、保育園、幼稚園では、生のタケノコ食材の使用を控えます。

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