2016/04/13

福島県15年産米、基準値超えゼロ 99.99%検出限界値未満

2016年4月13日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160413-065637.php

県内の2015(平成27)年産米の全量全袋検査で、3月末までに検査された約1047万点全てが食品の放射性セシウムの基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回ったことが12日、県への取材で分かった。このうち99.99%は検出限界値未満だった。放射性セシウムが検出された玄米の最大値は、県の詳細検査で同74ベクレルだった。

12年産は71点、13年産は28点、14年産は2点だった。放射性セシウムの吸収抑制効果のある塩化カリウム肥料の散布、農地除染などの対策で基準値を超える点数は減少傾向にある。

14年産米で基準値を超えた2点は、県北の農家男性が農地除染など十分な対策をしないまま生産したもので1キロ当たり170ベクレルと同220ベクレルが検出された。自家消費用として生産され、市場には流通していない。


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