2016年4月13日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160413/ddl/k03/040/017000c
一関市の勝部修市長は11日の定例記者会見で、東京電力福島第1原発事故に伴う放射能汚染対策としてまとめた除染の実施計画の期限を、来年3月まで1年延長する方針を明らかにした。延長は4回目になる。
市は2012年5月に計画を策定。これまで市立小中学校や住宅などで、除染作業を進めてきた。今年3月末を期限としていたが、局所的に放射線量が高いホットスポットの除染が終わっておらず、計画の継続が必要と判断した。
勝部市長は「期間内に作業を終えたいと思っていたが、延長は残念だ。今後、どの程度時間を要するのか不安もある」と話した。
一方、市は道路の側溝にたまった汚染土砂の撤去と一時保管を進めている。市は国に土砂の最終処理方法を尋ねているが、これまでに回答がないという。勝部市長は「国により迅速な対応を求めたい」と不満を述べた。【和泉清充】
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