「マス釣りの聖地」と呼ばれる奥日光の中禅寺湖で1日、岸釣りが解禁となり、愛好家が早朝から釣り糸を垂らした。放射能汚染の影響で魚の持ち帰り禁止が始まって4年。釣った魚をすぐに放す「キャッチアンドリリース」が定着しつつあり、原発事故後では初めて400人を上回る釣り客が詰めかけた。
解禁となる午前5時時点で、湖畔は氷点下1度。平年よりも気温が高く「解禁日では久々に良好な条件に恵まれた」(中禅寺湖漁協)。釣りが可能な湖東側の思い思いの場所で、マスとの駆け引きを楽しんでいた。
釣り客は前年同日比で約1割増の412人。2012年の160人を底に増加傾向が続く。
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