https://www.minpo.jp/news/detail/2016051330882
東京電力福島第一原発事故で全村避難している飯舘村の飯舘中は12日、福島市飯野町の仮設校舎で村の復興を考えるワークショップを開き、生徒がより良い村づくりに意見を交わした。
総合的学習の時間を活用した「ふるさと学習」の一環。全校生徒88人が12班に分かれ、村の現状と将来に向けた対策などを考えた。班ごとの発表では現状について「除染廃棄物の袋が水田を占めている」「放射能の影響が心配」「観光名所がなくなった」「通学時間が長く生徒数が減っている」などと指摘した。
将来に向けて「家族が作った野菜を食べたい」「農業が盛んな村に戻ってほしい」などの希望に加え、「甲状腺検査をしっかり行う」「村民が交流するイベントを増やす」「農作物のPR活動をする」などの提案もあった。
村総務課企画係広報担当の木幡貴彦さん(31)が基調講演し、風景、暮らし、産業の観点から原発事故前後の村の変化について説明した。
生徒は今回の学習成果を踏まえ、ディベート、表現、物作りの学習テーマに分かれて復興の形を探る。
班ごとに考えた復興への対策を発表する生徒
総合的学習の時間を活用した「ふるさと学習」の一環。全校生徒88人が12班に分かれ、村の現状と将来に向けた対策などを考えた。班ごとの発表では現状について「除染廃棄物の袋が水田を占めている」「放射能の影響が心配」「観光名所がなくなった」「通学時間が長く生徒数が減っている」などと指摘した。
将来に向けて「家族が作った野菜を食べたい」「農業が盛んな村に戻ってほしい」などの希望に加え、「甲状腺検査をしっかり行う」「村民が交流するイベントを増やす」「農作物のPR活動をする」などの提案もあった。
村総務課企画係広報担当の木幡貴彦さん(31)が基調講演し、風景、暮らし、産業の観点から原発事故前後の村の変化について説明した。
生徒は今回の学習成果を踏まえ、ディベート、表現、物作りの学習テーマに分かれて復興の形を探る。
班ごとに考えた復興への対策を発表する生徒 |
班ごとに考えた復興への対策を発表する生徒
0 件のコメント:
コメントを投稿