2016/05/14

再生利用へ実証実験 環境省と南相馬市 線量低い除去土壌/福島

2016年5月14日 福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2016051430928 

南相馬市と環境省は除染に伴う除去土壌のうち、放射線量が低い土壌の再生利用に向けて実証実験に乗り出す。13日、南相馬市原町区の原町生涯学習センターで開かれた行政区長説明会で両者が概要を説明した。今後、地権者や住民に概要を説明して了承を得たい考え。

実証実験では市内の東部仮置場にある土のう袋約千袋の除去土壌を再利用する。

放射線量を測定して分別した除去土壌をシートの上に盛り、別の土で覆う。放射線量など外部への影響を確認して、土木資材に再利用できるか検討する。

市内には市が設置した仮置き場37カ所と、国が設置した仮置き場11カ所がある。桜井勝延市長は除去土壌の公共事業への再利用を環境省に要望していた。

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