http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201604/CK2016040102000168.html
東京電力福島第一原発事故に伴い、福島県の避難指示区域外から県内に自主避難した六世帯二十人が、国と東電に計二億二千万円の損害賠償を求めた訴訟の第一回口頭弁論が三十一日、千葉地裁(鹿子木(かのこぎ)康裁判長)で開かれ、原告が「体力的、精神的に極限状態になった」と意見陳述した。
原告の一人で、福島県南相馬市原町区から四街道市に家族で避難した女性(37)は「国が一方的に線引きした避難区域外から逃げたため、損害賠償がまともに受けられていない」と声を震わせた。国と東電側は請求棄却を求めた。
訴状によると、原告は事故当時、福島県いわき市や福島市などの避難区域外に住んでいた。原告側は「避難区域の設定に合理性はなく、区域外を理由に賠償額が低くなるのは許されない」と主張。精神的苦痛への慰謝料など原告一人当たり千百万円を求めている。
福島第1原発事故 損賠訴訟 自主避難者陳述「精神的に極限」 /千葉
2016年4月1日 毎日新聞http://mainichi.jp/articles/20160401/ddl/k12/040/036000c
東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県の避難指示区域外から千葉県に自主避難した6世帯20人が、国と東電に計2億2000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が31日、千葉地裁(鹿子木康裁判長)で開かれ、原告が「体力的、精神的に極限状態になった」と意見陳述した。
原告の一人で、福島県南相馬市原町区から四街道市に家族で避難した女性(37)は「国が一方的に線引きした避難区域外から逃げたため、損害賠償がまともに受けられていない」と声を震わせた。国と東電側は請求棄却を求めた。
訴状によると、原告は事故当時、福島県いわき市や福島市などの避難区域外に住んでいた。原告側は「避難区域の設定に合理性はなく、区域外を理由に賠償額が低くなるのは許されない」と主張。精神的苦痛への慰謝料など原告1人当たり1100万円を求めている。
弁護団によると、同様の訴訟は福島、東京、京都地裁など各地で起こされている。
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