2016/05/07

福島/いわき市 アワビ試験操業開始


アワビ試験操業を開始 いわき市漁協4地区
2016年05月07日  福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160507-071661.php

いわき市で6日、いわき市漁協のアワビの試験操業が始まった。薄磯、豊間、沼ノ内、勿来の4地区で漁業者がアワビを漁獲した。

この日は計約50個が採れた。4地区のうち、薄磯地区では、午前8時ごろまでに、薄磯採鮑(さいぼう)組合の漁業者らが集まり、操業を開始。3人が素潜りによる漁を1時間程度実施し、14個を採った。試験操業に参加した志賀清さん(53)は「肉厚でかなり身ぶりがいい」と評価。「あまり採っていないから育っている。同じ個数なら震災前の1・5倍の重量がありそう」と声を弾ませた。漁獲されたアワビについては、12日に放射性物質検査を行い、いわき仲買組合に引き渡される予定。

アワビ漁の試験操業は2014(平成26)年から始まり、今年で3年目。9月末までの操業を予定している。






アワビ試験操業開始 初日は50個水揚げ
2016/05/07 福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2016050730776 

いわき市の平成28年度のアワビ試験操業が6日、始まった。初日は薄磯、沼ノ内、豊間、勿来の4採鮑組合が操業し、合わせて50個を水揚げした。試験操業には市内の11採鮑組合が参加し、漁期が終わる9月末ごろまで行われる。

このうち同市平薄磯の海岸では、薄磯採鮑組合の漁業者が海に潜り、14個を漁獲した。組合員の志賀清さん(53)はアワビを手に取り、「成育状況、肉付きも良く感じる」と話した。

採取したアワビは同市小名浜の共同作業施設に移された。12日に放射性物質検査を行い、県漁連の自主基準値(1キロ当たり50ベクレル以下)ならば同日中に出荷される。

前年のアワビの試験操業では、1回の操業で漁獲する目標個数を市内全体で60個以上としていたが、今年は70個以上に増やした。

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